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- ディレクトリ:/etc
- ファイル名:rc.conf
- 役割:システムに関する設定を行う
- 備考:
- 最近では,全てのシステム設定は/etc/default/rc.confにあり,変更分を当ファイルに書き込むらしい.
- 下記の各例は,rc.confの全てを記述していない.特に追加する必要のないものなど(デフォルトで書いてあるとか)は書いてない可能性もあるので要注意.
例:for NetBSD†
rc_configured=YES
wscons=YES
#基本設定
auto_ifconfig=YES
hostname=hogehoge.csse.muroran-it.ac.jp # PC名:hogehoge
defaultroute=192.168.1.254
rpcbind=YES
#NFS用
lockd=YES
statd=YES
#NFSクライアント用
nfs_client=YES
#NFSサーバ用
#nfs_server=YES
#mountd=YES
#NIS用
domainname=hoge # NIS用ドメイン名
#NISクライアント用
ypbind=YES
yppasswdd=YES
#NISサーバ用
#ypserv=YES
#その他
apache=YES
sshd=YES
ntpdate=YES ntpdate_hosts=130.69.251.23
canna=YES canna_flags="-inet"
wsconsctl -w map+="keysym Caps_Lock = Control_L"
コマンド一覧†
hostname †
役割:コンピュータの名前.もしくはネットワーク名を含めた名前(?)./etc/mynameに記述してもよい.両方記述した場合,rc.confの記述が優先.
書式:
- hostname=********
- *******には文字列でコンピュータの名前を記述
- "*******"と""で括るのもあり
ifconfig_xxx †
役割:ネットワークカードにIPを割り振る.最後の文字(xxx)が各カードに対応する部分であり,システムに認識され付与された文字を使用する.大体はシェルで ifconfig -a とコマンドを打つと認識された全てのカードについて情報が表示されるので,それから類推する.
書式:
- NetBSDではifconfig.xxxを使わなければならない?
- ifconfig_xxx="inet ***.***.***.*** netmask ***.***.***.***"
- ifconfig_xxx_alias?="inet ***.***.***.*** netmask ***.***.***.***"
- 対応:FreeBSD 6.0
- 一つのカードに複数のIPを割り振りたいときに使用する.?の部分に0から始まる数字をつける.数字を途中で飛ばしてはいけない(alias0のカード,alias1のカード,alias3のカードという風に).
lockd †
役割:NFSにてファイル等の排他制御を司っている?
書式:
mountd †
役割:NFSをサーブ(提供)するために必要.どうも,real NFSなしでCFSを使用する場合らしい.NFSサーバが無効の場合に,これが有効になる?.
書式:
NFSクライアント †
役割:NFSクライアントのデーモン起動.
書式:
NFSサーバ †
役割:NFSサーバのデーモン起動.
書式:
- nfs_server=(YES|NO)
- オプション:nfs_server_flags="-u -t -n 6"
- u:UDPを使用
- t:TCPを使用
- n:nfsdを6個
- NetBSDではオプション使えないかも?
NISクライアント †
役割:ypbindプロセスが実行すること.NISドメインを検索し,NISクライアントとして使用するためのもの.
書式:
NISサーバ †
役割:NISサーバ用プロセスを実行.
書式:
NISドメイン名設定 †
役割:NISで使用するドメイン名の設定.
書式:
ntp 時間設定 †
役割:ntpによる時間の自動設定.^
書式:
rpcbind †
役割:NISやNFSなど,他のデーモンで必要となるデーモン.RPCプロトコルを使う場合には必須.
書式:
statd †
役割:rpc.lockdのステータスのモニタリング.
書式:
wsconsctl †
役割:キーマップの入れ替え
書式:
yppasswdd †
役割:NIS環境下ではパスワードを変更する場合にコマンド「yppasswd」を使用する必要がある.これを有効にするかどうか.
書式:
各種サービス起動 †
役割:各種サービスの起動./etc/rc.d以下や/usr/local/etc/rc.d以下,または独自のディレクトリにあるサービス.
書式:
- SSH
- Wnn(FreeWnn)
- Canna
- canna_enable="(YES|NO)"
- canna=YES canna_flags="***"
- ***:-u ${CANNA_USERS}
- これは必須ではなく推奨
- ***:-inet
- ネット経由の時は必須?
- 対応:NetBSD3.1
- Apache
- /etc/rc.d/以下に起動スクリプトがある場合.
- pkgsrcなどで入れた場合.
- if [ -f /usr/pkg/sbin/apachectl ]; then
- /usr/pkg/sbin/apachectl start
- fi
- 起動スクリプトがない場合.
- if [ -f /usr/local/apache2/httpd ]; then
- /usr/local/apache2/httpd
- fi
- つまり手動でhttpdプログラムを起動.
- アプリ
- /etc/rc.d/以下に起動スクリプトがある場合.
デフォルトルート †
役割:デフォルトルートの設定./etc/mygateに記述してもよい.両方記述した場合,rc.confの記述が優先.
書式:
- defaultroute=***.***.***.***
wscons †
役割:wsconsの利用と設定.
書式: