さいしょのArduino

Arduino を参照し,インストール・設定が行われていることを確認しておく.

重要事項

Arduinoの実行には,紙等の絶縁体を敷いて行うこと. 作業している机など,身近なところに導電性のものがある. Arduinoなどの基板の裏が導電性物質に触れると短絡の恐れがあり,最悪燃えるので注意!

簡単な説明

Arduinoで重要な関数は以下の二つである.

  • setup

    初期化用関数.一回のみ実行.

  • loop

    実行関数.Arduinoの電源が入っている間,ずっと実行されっぱなし.

Arduino開発環境では上記のふたつの関数をいじることになるが,普通のC言語で全体像をイメージすると以下のようになるのではないかと思われる.

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/* Arduinoプログラムの倉重のイメージ   *
*  Arduinoの電源が入った瞬間から,現在 *
*  アップロードされているプログラムが  *
*  開始し,実行されつづける.          *
*                                      *
*  イメージなので,setup, loopの定義が *
*  ないとか細かいところはスルーで      */


/* メインファイル ex. main.c           */

#include <stdio.h>

int main(){

  /* 各種初期化用関数 */
  setup();

  while(1){
    /* 実行関数 */
    loop();
  }
  
  return 0;
}


/* ユーザファイル ex. usr.c            */
/* ここがarduino開発環境でいじるところ */

void setup(){

}

void loop(){

}

その他の詳しい言語リファレンスは, Arduino Language Reference を参考のこと.

最初のプログラム

作るのではなく,模倣から.最初からあるexampleを眺め,コンパイルし,実行する.

  1. 開発環境の実行
開発環境自体はインストール不要である.DLした開発環境を解凍したフォルダにarduino.exeがある.これを実行すればよい.
  1. blinkを実行してみる.

DLした開発環境の中には沢山のExampleがあり勉強になる.動作確認のために,blinkを選択し,実行する.

  1. File > Examples > 1.Basics > Blinkを選択する.
  2. Tools > Board > Arduino Uno (自分のボード) を選択する.
  3. Tools > Serial Port > COM* (使用しているポート) を選択する.
使用しているポートは,デバイスマネージャなどで確認する.
  1. Exampleのblinkをコンパイル・アップロードする.
メニューから右を向いている矢印(アップロード)を選択する. メニューの詳細は Arduino Development Environment にある.
  1. Arduino上のLEDが点滅(blink)していることを確認する.

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