Italy製のマイコンボード.ちっちゃくって可愛くって使いやすい.
Arduino インストールガイド(Windows) を見ながら設定を行う.簡単な手順は以下のようになる.
使うためには当たり前?気をつけることは,USB cableは A端子 to B端子である.プリンタ接続やLEGOで使われているもの.
Arduino開発環境はインストール不要(中に入っているドライバはインストールの手順いるけど).使いやすいディレクトリに置いておく.
USBケーブルを使ってPCと接続する.
図入りの説明 を参考にドライバをインストールする.
- ドライバはDLした開発環境のzipの中にdriverフォルダ中にある.上記説明のインストールに失敗する場合,ドライバ選択の場所をdriverフォルダではなく,DLした開発環境自体(解凍したフォルダ)にしてみるとインストールできる(できた).
Getting Started with Arduino のページに対象のOSがあるので参考にしてインストールを行う.
開発環境自体はインストール不要である.DLした開発環境を解凍したフォルダにarduino.exeがある.これを実行すればよい.
DLした開発環境の中には沢山のExampleがあり勉強になる.動作確認のために,blinkを選択し,実行する.
- File > Examples > 1.Basics > Blinkを選択する.
- Tools > Board > Arduino Uno (自分のボード) を選択する.
- Tools > Serial Port > COM* (使用しているポート) を選択する.
使用しているポートは,デバイスマネージャなどで確認する.
- Exampleのblinkをコンパイル・アップロードする.
メニューから右を向いている矢印(アップロード)を選択する. メニューの詳細は Arduino Development Environment にある.
- Arduino上のLEDが点滅(blink)していることを確認する.
Arduinoで重要な関数は以下の二つである.
setup
初期化用関数.一回のみ実行.
loop
実行関数.Arduinoの電源が入っている間,ずっと実行されっぱなし.
Arduino開発環境では上記のふたつの関数をいじることになるが,普通のC言語で全体像をイメージすると以下のようになるのではないかと思われる.
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 | /* Arduinoプログラムの倉重のイメージ *
* Arduinoの電源が入った瞬間から,現在 *
* アップロードされているプログラムが *
* 開始し,実行されつづける. *
* *
* イメージなので,setup, loopの定義が *
* ないとか細かいところはスルーで */
/* メインファイル ex. main.c */
#include <stdio.h>
int main(){
/* 各種初期化用関数 */
setup();
while(1){
/* 実行関数 */
loop();
}
return 0;
}
/* ユーザファイル ex. usr.c */
/* ここがarduino開発環境でいじるところ */
void setup(){
}
void loop(){
}
|
その他の詳しい言語リファレンスは, Arduino Language Reference を参考のこと.