up
- ディレクトリ:/etc
- ファイル名:rsyncd.conf
- 役割:rsyncデーモンの設定
- 備考:
- []で囲まれた部分がモジュール名
- モジュール名から次のモジュール名までの間の変数設定がそのモジュールオプション
- 一番最初の変数設定がグローバルオプション
- 参考
max connections = 4
syslog facility = local5
hosts allow = 192.168.0.0/255.255.255.0
hosts deny = *
read only = yes
[apache]
comment = apache's document root
path = /usr/local/apache2/htdocs
read only = yes
[home]
comment = home directories
uid=root
gid=wheel
path = /home
exclude = /public/
コマンド一覧†
comment †
役割:コメント.特に必要なし?
書式:
hosts allow, hosts deny †
役割:接続を許可(allow)/拒否(deny)するクライアントのホスト名と IP アドレスのパターンリスト.許可のみ使用した場合,チェックし一致したものは許可し一致しなかったものは拒否する.拒否のみ使用した場合,チェックし一致したものは拒否し一致しなかったものは許可する.両方使用した場合,許可チェックし後拒否チェックし,判定を行う.どちらにも引っかからなかったものは接続許可する.
書式:
- IPアドレス
- IPアドレス/ネットマスク
- 192.168.1.0/255.255.255.0
- 192.168.1.0/24
- ホスト名(ワイルドカードも使用可)
max connections †
役割:rsyncサーバのモジュールに対する最大同時接続数
書式:
path †
役割:モジュールが利用するサーバのファイルシステムにあるディレクトリ
書式:
- path=/*** でも path=/***/ でも変わらない.
syslog facility †
役割:rsyncサーバからのメッセージをログするためのsyslogファシリティ名
書式:
- auth, authpriv, cron, daemon, ftp, kern, lpr, mail, news, security, syslog, user, uucp, local0, local1, local2, local3, local4, local5, local6, local7など
read only †
役割:クライアントがファイルをアップロードできるかどうかを設定
書式:
- yes | true
- no | false
- サーバにあるファイルのパーミッションが許す限りアップロードが可能
uid, gid †
役割:ファイルをやり取りするUID,GIDを設定
書式:
exclude, include †
役割:除外ファイル・ディレクトリ(exclude),含むファイル・ディレクトリ(include)の指定.ファイル・ディレクトリがコピーされようとするたびに記述されている順にチェックされる.該当したらすぐに適応され,コピーされない/される.
書式:
- 正規表現っぽいのが使える
- 後方に/があればディレクトリ.なければファイル・ディレクトリが対象
- 例
- exclude=public:publicというファイル・ディレクトリが対象
- exclude=public/:pubicというファイルが対象
- 前方に/が書いてあれば,基底ディレクトリ(pathで指定されたディレクトリ)からの絶対パスになる(ファイルシステムの絶対パスではないところに注意)
- 例:path=/testとして
- exclude=public/:publicというディレクトリが対象(後方/がなければファイル)
- exclude=/public/:/test/publicというディレクトリが対象(後方/がなければファイル)
other †
役割:
書式:
- hostname=********
- *******には文字列でコンピュータの名前を記述
- "*******"と""で括るのもあり