シリアル通信によるデバイス制御 指導側ガイドライン

基本姿勢

  • 自分で考えさせ,自分で行わせる.そのため過度な干渉は慎む.
  • 受講者同士での相談を推奨し,過度な干渉は慎む.
  • 正解をなるべく教えず,ヒントに徹する.

指導項目

  • 終了条件と終了後行動を最初に明確にしておく.

    • 最後の演習プログラムの実装までやったら終了ですというのを明確に示しておく.
    • 終了後は,資料中の注意事項を参考に,自分の作成したプログラムを消去し,shutdown -h nowで終了することを教える.最低限,「終わったら(そして何やるかわからなかったら)声かけてね」と伝えておく
  • 機材の場所(Linux組込みボード一式の場所)や使用するPCの場所を教え,設置の手助けをする

  • 電源の投入・TeraTermなどの実行を経て,プログラム演習環境が整うまで手助けを行う.基本的には資料を読ませ,分からないところを手助けする.また,ひっかかってるところを覚えておき,資料に不備がありそうであったら資料をよりよくする(か,こうした方がいい,という提案を倉重まで気軽にお知らせ願う)

  • 演習中のトラブル(起こりそうなものを一応下記に記しておく)への対処

    • TeraTermが反応しなくなった,文字の表示がおかしくなった * TeraTermの再起動,PCの再起動,RS-232C経由でなくSSH経由でのArmadillo300へのログイン

複数回に分けてゼミを行う場合

  • 一回目はテーマ・概要・実験内容をよく読ませる.またviの演習として,シリアル通信プログラム概説を読ませ,中のプログラムを作成させる.
  • 二回目から各プログラム演習を行わせる.
  • 早く終わったものは,終わっていない人の手伝いとし,なるべく歩調を合わせる.