実社会の中では様々な機械が用いられている.その中でも特に「動く」機械は,人間の代わりに仕事をしてくれたり,人間には本来不可能な仕事を行ってくれることで,労働補助を行ってくれる.例えば,掃除や洗濯から車・電車を使った高速/遠距離移動,クレーンやユンボを用いた大規模工事などまでである.技術が進歩し,機械が高性能になればなるほど,より複雑でより汎用的な仕事ができる機械が登場してきている.しかし,当然それを扱うための技量が必要となってくる.

そこで,操作方法まで人間のアシストをしてくれて,より簡単に,より便利に使えるような機械が求められている.いわば,力・操作の補助から知・情報操作の補助である.特に人間にとって扱いやすい・接しやすい対象とは,人間と同種の知能を持ったものである.そこで知・情報操作の補助として必要となる機能は何かを考え,研究を行っていく必要がある.